FX業者によるスプレッドの比較
同じ外貨をどのようなレートで提供するかは、
それぞれのFX業者に任されています。
なので、同じ瞬間にドルを売買しても、
レートは業者によって違ってきます。
投資家としては、当然買う時にはより安く、
売る時にはより高く売りたいと考えます。
では、投資家がそのレートで得か損かを比べるには
どうすれば良いのでしょうか?
これはスプレッドを見れば分かります。
スプレッドとは、ある外貨レートにおける
売値と買値の差です。
例えば、
売値が106.43円
買値が106.46円
の場合、差は3銭(3PIPS)あります。
この差がスプレッドですね。
つまり、ある同じ瞬間のドルであっても、
買う時と比べると売る時のレートの方が高くなっています。
この差額がFX業者の手元に入る仕組みになっているんですね。
これは投資家からみれば、
手数料とは別にスプレッドのコストがかかることになります。
ロスを出来るだけ少なくしてFXをトレードするには、
スプレッドの低い会社を選んだ方が負担が減ります。
特に、短期トレード派の人は、スプレッドが大きく影響するので、
慎重に取引会社を選んで下さい。
ただ、手数料と同様、スプレッドが低い分、
サポートが弱いFX業者もあります。
この点も考慮してFX業者を選ぶべきでしょう。